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あべらじ!

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センバツ出場校の対戦!木総リベンジなるか?木更津総合―大阪桐蔭(神宮大会)観戦レポート


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明治神宮大会1回戦

11月14日 第2試合

於:明治神宮球場

木更津総|100 001 000 |R3 H9 E0 

大阪桐蔭|003 001 01   |R5 H9 E0 ◆スタメン 先攻:木更津総合

 

  • 6 峯 村
  • 8 木 戸
  • 4 小 池
  • 9 鳥 海
  • 3 山 下
  • 7 大 木
  • 2 大 澤
  • 1 早 川
  • 5 井 上

 

後攻:大阪桐蔭 

 

  • 6 中 山
  • 4 永 廣
  • 5 吉 澤
  • 3 古 寺
  • 9 三 井
  • 2 栗 林
  • 8 松 山
  • 7 島 野
  • 1 高 山

 

傘の数でわかると思うが、あいにくの雨模様である。 

待ちに待った木更津総合の神宮大会初戦。千葉県勢の神宮大会出場は2006年の千葉経大附以来のこと。

関東大会の木更津総合は初戦、2回戦をエース早川くんの完投で乗り越えてきた。

準決勝の東海大甲府戦は背番号10の武田くんが完封。迎えた決勝も乱打戦・延長戦となるも、早川くんを温存し勝利を収めた。

関東大会の早川くんの防御率は1.0。抜群の安定感を誇っている。端的に言えば木更津総合は「2点取れば勝てる」状態にある。早川くんの状態はそれほどであると、思われていた。

一方の大阪桐蔭もエース左腕の高山くんが140キロを超えるストレートを投げる。(神宮大会2回戦では150キロを記録したようですね)

そんな木更津総合と大阪桐蔭の試合といえば2012年の夏の甲子園以来であり、藤浪・森を擁する大阪桐蔭が木更津総合を破っている。今回はその雪辱なるか…。

試合のハイライト!

初回木更津総合の攻撃。

先頭の峯村くんがインコース低めのストレートを捉える。

打球はなんと、ライトスタンドへ吸い込まれる。

先頭打者ホームラン。

峯村くんは1年夏から出場しており、新チームでは1番打者・クリーンアップを務める。夏はサードであったポジションもショートに移し「ポスト・檜村」の期待が高まる。

そんな期待に応えるには十分の一撃であった。

木更津総合が先制点をあげる。

続く木更津総合、2番の木戸くんがレフト前ヒット。小池くんのバント失敗を挟み、連続四球で満塁を迎える。

しかし、続く大木くんが一邪飛、大澤くんが三振に倒れ、この回をホームランの1点で終える。

正直習志野高校と松戸国際高校以外、千葉県の強豪高校はスクイズ・バントが少ないように思える。そして、その結果得点を逃しているようにも思える。

そう感じた初回攻撃であった。

注目の早川くんの立ち上がり。

大阪桐蔭先頭の中山くんにレフト戦の2塁打を浴びる。続く永廣くんはライトフライ。その間に中山くんは3塁へ。

しかし3番吉澤くんを内閣ストレートでどん詰まりのショートライナーに抑える。

ここ一番の早川くんのストレートは力を感じる。

4番古寺くんを歩かせるも、続く三井くんを抑え、無失点で切り抜ける。 

2回表の木更津総合。

2死から峯村くんがセンター前ヒット、盗塁。花咲徳栄戦では左投手に苦労していたが、今日はそんな様子は感じなかった。

実に頼もしい。これで1年生である。

しかし2死満塁までいくも、無得点に終わる。

大阪桐蔭先発の高山くん、ストレートは135キロ前後、左のオーバースローで正直な印象を受ける。持ち前の球速も前評判とは程遠く、彼も本調子ではない様子である。雨のせいもあってか、序盤は立ち上がりは制球が定まらなかった。

しかし中盤以降は安定感を見せていく。

反撃の大阪桐蔭。

四球のランナーを1塁に置いて4番の古寺くんがライト線2塁打を放つ。

1死2,3塁。しかし5番三井くんがピッチャーゴロ。飛び出す3塁ランナーを抑え、2死1,3塁へ。

安心したのも、束の間であった。

6番栗林くんが甘く入ったボールを捉える。

打球はレフトスタンドへ。3点本塁打である。

1-3、大阪桐蔭が逆転する。 

その後試合は落ち着きを見せる。

しかし、早川くんは落ち着かない様子である。5回まで5四死球。甘い球は強打される大阪桐蔭相手に、本調子ではなかった。

それでも踏ん張る早川くんを援護しようと6回表の木更津総合、

先頭の大木くんがショートへの内野安打で出塁する。続く、大澤くんがバント、早川くんも繋いでレフト前。1死1,3塁から9番井上くんがセンターへの犠牲フライ。1点を返す。

しかしその裏、大阪桐蔭は1死からヒットとバントで2死2塁とする。

早川くんは1番中山くんに四球を与え、続くは永廣くん。

永廣くんがレフト前タイムリー安打を放ち、大阪桐蔭がリードを広げる。

 7回の早川くん、四球で先頭打者に出塁を許す。この試合四死球のは7個目。

2死2塁としたとこで、マウンドを武田くんに譲る。代わった武田くん、このピンチを凌ぐ。

しかし8回裏の武田くん、2死1塁から2番永廣くんに左中間タイムリー2塁打を浴び、

点差を3点に広げられる。

 追う木更津総合の最終回。

2つの四死球で2死1,2塁とするも、途中出場の細田くんがレフトライナー。

2-5。

木更津総合の全国大会が、千葉県の秋が、終わりを迎えた。 

観戦後記

千葉県大会では無類の強さを誇り、関東大会も制した木更津総合。

今日の試合の感想でまず浮かんだのは「今日は木更津総合が負ける数少ないパターンの1つだった」ということです。

今日の早川くんは本調子とは程遠かった。

先頭打者に四死球を与えてピンチを作り、甘く入るスライダー・ストレート共に強打される。

もちろん、大阪桐蔭の打撃はこれまでの対戦相手とはスケールが違った。

ただ、花咲徳栄戦後半で見せた唸るようなストレートと、空振りの取れる変化球のコンビネーションは見れなかった。本当はもっとやれるはずである。

早川くんが本調子ではない時にどういう策を取るべきかが、今後の木更津総合が全国を勝ち上がっていくカギになる。そう感じた試合だった。

いかに彼を精神的に楽にさせてあげられるか。いかに早くセーフティリードに持ち込むか。そのためには攻撃パターンを増やすことは不可欠である。

「早川くんなら2点取れば安心」ではなく、次の1点を淡々と重ねていく「習志野っぽさ」が必要になっていく。

「バントを決めておけば」・「スクイズをしておけば」…。

チャンス時の作戦に関しては結果論でしか語れないものである一方でトーナメントは結果だけが全てであるのも事実である。

今回の木更津総合には「早川くんが捕まる」想定があまりなかったのかなと受け取れた。逆に言えばこの試合を教訓に磨き上げれば、春には全国上位を狙えるチームに仕上がると確信している。

武田くんも予想以上の仕上がりで、関東大会の連戦を勝ち抜いた経験も大きい。

今年の木更津総合は県勢では例年にない完成度。今後も期待して追いかけていきたい。 

長くなりました。高校野球ファンの皆さま、また春に会いましょう。

ではでは!

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