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あべらじ!

大学生が運営するブログ。

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【2016高校野球・千葉】2回戦 東海大市原望洋―芝浦工大柏【感想】


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昨日(7月15日)は大雨の影響で多くの試合が本日16日に順延となりました。

特にAシード・Bシードが登場する千葉県野球場は全試合が順延となり、本日16日は飴もなく、昨日の大雨を忘れさせるような、良いグラウンド状況でのプレーが叶っております。特にグラウンド復旧にあたる運営の方・スタッフの野球部員の方の苦労には頭が下がる限りです。

本日は僕の体調が優れない為、テレビ観戦となりましたが、気になる試合はコメントしていこうと思います。まずは本日16日の第一試合、[東海大市原望洋―芝浦工大柏]をピックアップ。

Aシード・東海大市原望洋

春の千葉県大会の優勝校です。その過程でセンバツベスト8の木更津総合を破っています。木更津総合が早川くんを温存したにしても、その実力は折り紙付きです。

春の千葉県大会の準決勝で同じくAシードの千葉経済大附属を圧倒したのも記憶に新しいです。 

www.aberazio.com

エースの島くんは最速150キロ超、2番手の金久保くんも140キロ超のストレートを持っています。ちなみに2人とも佐倉シニアの出身です。金久保くん世代の佐倉シニアは東海大市原望洋に金久保くん・鯨井くん(セカンド)・藤本くん(ショート)・塚本くん(ライト)、木更津総合に峯村くん(ショート)、習志野に吉野くん(1年時4番レフト)を輩出している黄金世代です。全国制覇も経験しています。その世代が今の高校2年生です。

他にも1年時から正捕手として甲子園に出場している峯尾くん、春の千葉県大会準決勝で右に左に2本塁打を放っている倉石くんと個人の能力においては木更津総合を上回り千葉県ナンバーワンと考えてよいと思います。

特に倉石くんに関しては「4番打者の経験もある」ということで、身体も大きく威圧感を感じるバッターです。足も速く、長打も打てる。今年の東海大市原望洋の攻撃を代表する強打者。そんな彼が1番バッターにいるということで、相手投手に与えるプレッシャーは相当なものでしょう。

木更津総合と並び、ガチガチの本命、そんな東海大市原望洋が初戦を迎えました。

15日は降雨ノーゲーム

まずは降雨ノーゲームとなった15日の試合を振り返っていこうと思います。

東海大市原望洋の先発は背番号11の高山くん。雨の影響か、立ち上がりから制球があまり安定していない印象でした。ストレートも走っているとは言えず、本調子ではなかったと思います。

最初の得点は2回表芝浦工大柏。8番打者、背番号20・2年生の清水くんがライトスタンドへホームランを放ちます。

しかし、その裏の東海大市原望洋は芝浦工大柏のミスに乗じて一挙に8得点。2回を終えて1-8ということで、5回コールドゲームかな?という雰囲気になります。

しかし、芝浦工大柏の先発・2年生の真子くんはスローカーブを織り交ぜつつ、東海大市原望洋に的を絞らせないピッチングで失点は2回裏のみ。ストライクから低めのボールになるスローカーブがよかったです。あのボールを追い込まれてから決められたら、間違いなくヒットにはならないと思います。

守備でリズムを作った東海大市原望洋は6回表に2点を追加します。このイニングの得点の直前には東海大市原望洋のピッチャーは金久保くんに代わっていますが、失点を防ぐことはできませんでした。

しかし、その6回裏の東海大市原望洋もチャンスを作りノーアウト満塁。

だが残念。雨が強くなり、このまま降雨コールドとなります。

この試合の印象としては東海大市原望洋が真子くんに対して狙い球を絞れていなかったという印象です。ボールの変化球に手を出すなど、2回以外は真子くんを助けてしまったと思います。かといって小技を多用するわけでもなく、全体的に無策の印象を受けました。望洋の守りとしては、雨の影響もあるので「よく3点で抑えた」というところだと思います。芝浦工大柏がよく粘って、コールド直前からノーゲームに持って行ったという感じです。

翌日の再試合のポイントは

  • 望洋の先発ピッチャーは誰か?
  • 望洋は真子くんに対して狙い球を絞れるか
  • 真子くんの負担(120球以上投げてる)

あたりになると思っていました。そして翌日。

春の千葉県王者が見違えていました。

東海大市原望洋の猛攻

再試合、芝浦工大柏の先発は真子くん。東海大市原望洋の先発は金久保くんに替えてきました。

その金久保くん、投げては5回を初回のエラーと死球のみのノーヒットピッチング。守備でリズムを形成するにはこれ以上ないピッチングを見せます。140キロに迫るストレート(スピードガンないから何とも言えないけど)、低めにコントロールされたスライダーは並の高校生チームでは得点も難しいかと思います。

時々甘い球もありますが、失投を狙うこともできないので、打つのは難しいと思います。

打っては本日の望洋は徹底して真子くんの変化球狙い。ストライクゾーンに入る変化球を綺麗に捉えていきます。追い込まれても慌てず、ストレートは逆方向に返す。昨日の試合の後に研究し、作戦を組み立てたのだと思います。

真子くんのピッチングでは、どうしてもストライクゾーンに入る変化球を使わざるを得ないので、そこを狙いに行くのは効果的だと思います。まあ、狙い球を作って得点に結びつく望洋の打撃力の高さには脱帽ですが...。

結局終わってみれば0-10の5回コールドで東海大市原望洋の勝利。初戦はイマイチだなと思っていたのが一変、スキのない試合をしてきました。降雨コールドで再試合は東海大市原望洋にとってラッキーな流れだったのかもしれません。

東海大市原望洋・今後の投手起用

最大のヤマ場・木更津総合戦まではあと3試合あります。3試合目にCシード・東金を含むブロックからの勝者と対戦しますが、正直木更津総合までは実力が1枚勝っていると思います。

島くんはここまでリリーフ登板ばかりですが、木更津総合戦では先発するのでしょうか。そのあたりの事情はわかりませんが、木更津総合戦までは島くんをなるべく温存してくるはずです

昨日今日投げた高山くん・金久保くんでどこまで行けるのか、打線はこの2人をどこまでサポートできるか、攻撃の流れは作れるかが今後重要になってくるでしょう。

いずれにせよ、東海大市原望洋の実力が千葉県最高クラスであることを証明した初戦でした。