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あべらじ!

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【2016夏高校野球・千葉】5回戦 成田―習志野【感想】

高校野球

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千葉の高校野球も残すは16校となりました。昨日はベスト8進出をかけて5回戦が行われました。5回戦の注目カードは

  • 専修大松戸(Cシード)―木更津総合(Bシード)[千葉県野球場]
  • 成田(Aシード)―習志野[QVCマリンフィールド]

以上の2試合だったと思います。僕はQVCマリンフィールドに足を運びましたので、成田高校と習志野高校の試合の模様をお伝えしたいと思います。

試合結果

3-1で習志野高校が成田高校を破りました。習志野は6回の表、2人の四球のランナーを置いて2番子安君が右中間に2点タイムリースリベースを放ちます。また、その後子安くんがワイルドピッチで生還し、6回の表に習志野高校が3点を先制します。

追い上げたい成田はその裏に7番大川くんのタイムリーで1点返しますが、試合としてはここまで。

ノーシードの習志野高校がAシード成田高校を破ってベスト8を決めます。

習志野高校のサプライズ、先発「内田くん」

習志野高校の先発投手はサウスポーの内田くん。選手名簿を見て「こんな選手いたっけ?」となりましたが、大会開幕直前に追加招集された選手と言うことだそう。ちなみに今回が公式戦初登板。直前まで「ベンチ外」だった選手をAシード相手の大一番でマウンドに持っていきます。すごいサプライズ。

内田くんサウスポーから、ストレートは125キロ前後。決して「すごい」ピッチャーとは言えませんが、習志野高校の小林監督が好きそうなピッチャーだなというのが感想です。コントロールで勝負して打たせて、習志野鉄壁の内野陣でアウトを稼いでいくタイプです。

その内田くんが6回1/3を投げ1失点。2番手の並河くんにきちんと繋ぐ大仕事をやってのけます。「投手の日替わりヒーロー」、実に習志野高校らしいと思います。

ちなみに後を受けた並河くんは右投げオーバースローから135キロ前後のストレート。そして驚くべきは同じフォームから90キロ前後のスローカーブを放ること。このボールに習志野打線は苦戦していたように思えます。

130キロ台のストレート、110キロ台のスライダー、90キロ台のカーブ、この球速差を1人のピッチャーが操るというのは脅威に感じました。バックネット裏から遠目で見た感じになりますが、球種が変われどフォームは安定しているので、この球速さを掴むのは大変だろうなという印象を受けました。並河くんは2回2/3を無失点で切り抜けます。

成田高校の2枚看板、鈴木くんと尾身くん

投手育成に定評のある成田高校。OBには現在千葉ロッテマリーンズで活躍する唐川のほかに、JX-ENEOSでプレーしてた中川、三菱日立パワーシステムズで都市対抗を戦う齋藤など、数多くの好投手を輩出しております。

その多くが「右投げ本格派」。鈴木くんと尾身くんも成田高校を代表する好投手に加わったと思います。

鈴木くんは最速142キロ。コントロールよく放り、習志野高校を5回までシャットアウトします。6回こそ乱れましたが、習志野戦の鈴木くんのピッチングは素晴らしかったと思います。一般高校レベルではこの投手陣から連打を打つのは宝クジのような次元だと思えました。

尾身くんもコントロールは鈴木くんに劣りますが、その分球速が速い。この日は最速143キロを記録していました。尾身くんの夏に昨年マリンでピッチングを拝見させていただきましたが、そのときのピッチングが素晴らしかったんですよね。2年生で140キロ近いストレート、粗削りで来年が楽しみな投手だと思っていました。

その僕の勝手な期待に応えて、3年次にはストレートも145キロ近くに。肩の痛みもあったようで大変だったと思いますし、鈴木くんにエースを譲りはしましたが、素晴らしい仕上がりだったと思います。この先のステージで見るのが楽しみな投手でした。

「1年に1回、習志野の応援は聴いておきなさい」 

 って、死んだばあちゃんが言ってました(ウソ)。

それくらい素晴らしいのは、もはや言うことはないかと思います。「野球応援にもプライドを持っている」日本でも数少ない高校です。

スーザフォン11台の大応援団は今年も健在でした。すぐ後日にコンサートを控えていたようですが、総勢200名の大応援団で来ました。(よく習志野は野球応援には吹奏楽部の2軍を寄越していると言われますが、コンサート当日と被った時以外は基本全員応援だそうです)

ちなみに習志野高校吹奏楽部のこの日の日程がこちらです。ご確認ください。

 ちなみに、今年の習志野高校応援の新曲は2曲。

1曲目は千葉ロッテマリーンズの応援曲の「モンキーターン」。1番センターの加藤くん打席時の応援歌です。バトン部をはじめ女性陣の掛け声が眩しいです(笑)

(※以下映像はYoutubeより拝借しております。)

もう1曲が「ロックン☆チュバ」。チバテレビのチュバチュバワンダーランドという番組で使用されている楽曲です。

一瞬「まじで!?」となる選曲ですが、チバテレビの方から習志野高校へ依頼があったようです(チバテレビ情報)。

今年じゃなくてもいいので、習志野が甲子園でこの楽曲を演奏して、全国的に「この曲は何だ??」となれば喜ばしい限りですね。 

拓大紅陵高校が「証城寺の狸囃子」をヒットテーマに使っているように、ローカル応援歌が増えることは歓迎されるべきことだと思います!

最後に言及しておきたいのが「成田高校の応援」。習志野高校に触発されてか対抗心からか、非常に素晴らしかったです。吹奏楽の音量も大きく応援団の声も響いてくる。今年の成田高校でいちばんよかったと思います。

「習志野に触発されて」という意味合いがあるとしたら、やはり習志野戦は1回は見ておくべき、というのも間違いではないかと思います。その習志野高校の夏は、成田高校の夢も背負って、まだまだ続きます。

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