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【2016夏高校野球・千葉】準々決勝 東海大市原望洋―木更津総合 早川劇場、島くんの夏が終わる


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千葉の高校野球も準々決勝、残すところあと3日間、7試合となりました。

今日は準々決勝の中でも大注目!なカードである[東海大市原望洋―木更津総合]を観に、QVCマリンフィールドに足を運びました。

今年いちばんと言っていい熱戦になったので、その模様をお届けしたいと思います!!

木更津総が1-0で制す

結果から言うと1-0、最少失点でのゲームとなりました。3回に木更津総合の大澤くんが三塁打で出塁。そのランナーを続く峯村くんが犠牲フライで返し、木更津総合が先制。

今日の木更津総合バッテリーには1点で十分でした。早川くんが強打の東海大市原望洋を見事完封。木更津総合がベスト4、甲子園まであと2勝までコマを進めます。

ここからは印象に残ったところをピックアップしたいと思います。

東海大市原望洋の島くん・木更津総合の早川くん

共に千葉県を、全国を代表する投手です。週刊ベースボール別冊の「千葉大会展望号」で表紙を飾っている2人です。表紙には他にも選手がいますが、大きい順でこの2人です。

実力は折り紙付きで、今年の千葉県高校野球は「全国に名を轟かす投手が2人揃った」と言っても過言ではないと思います。 「唐川侑己(千葉ロッテ)・岩嵜翔(ソフトバンク)」以来と言ってよいでしょう。

早川くんはセンバツベスト8 の立役者、もはや千葉県ではお馴染みの大投手です。圧巻だったのは3回戦の検見川高校戦。3-0で木更津総合リードで迎えた最終回。木更津総合はノーアウト満塁のピンチを迎えます。そして、ここから登板した早川くんは3者連続三振。圧倒的実力でチームのピンチを救います。

最速140キロ中盤に迫るストレート、スライダーにカーブ、そしてストライクゾーンを広く使うコントロールの良さ。千葉の投手として、ここまで完成度の高い投手は久々ではないでしょうか。 僕的には唐川以来の完成度に思えます。

一方で東海大市原望洋の島くん。ストレートの最速は153キロ、平均しても145キロは超えてくる、超速球投手です。千葉県で150キロを投げるのは岩嵜翔以来だと思います。

また東海大市原望洋には金久保くんという、2年生にして140キロ中盤のボールを放る投手がいます。そして東海大市原望洋の投手陣は今大会ここまで無失点。

早川くんが前日に完投していることもあり、両校の先発投手が気になるところでした。 

東海大市原望洋の先発は金久保くん

木更津総合の先発は早川くん、一方の東海大市原望洋の先発は金久保くんでした。東海大市原望洋の相川監督、大一番の先発を好調の2年生に託します。

相川監督は迷って迷ってこの判断にしたのではないか、と思います。9割の人が「先発は島くん」と思っていたところだけに、考えがあったのだと思います。

その金久保くん、ストレートの最速は146キロ。スライダーにカーブをコントロールよく放ります。非常にレベルが高い投手で、この時点でもう既に全国トップクラスのレベルだと思います。これで2年生なのだから佐倉シニア出身は恐ろしいです。

今日は島くんと早川くんにスポットライト当たりまくりだったと思いますが、金久保くんも見逃せない好投手でした。この投手が秋にも投げるのだから、東海大市原望洋が羨ましい限りです。

ちなみに木更津総合の峯村くんも佐倉シニアです。

金久保くんは6回を1/3投げて1失点。木更津総合は3回に大澤くんの三塁打、峯村くんの犠牲フライで先制をしますが金久保くんはこの1点のみで切り抜けます。

大澤くんのリードに導かれ、「早川無双」

一方の木更津総合・早川くん。ストレートの速さは130キロ台が多く本調子ではないように感じますが、変化球を含めたコントロールが冴えわたっていました。

結果から言うと強打の東海大市原望洋を完封します。

大澤くんの好リード併せて、東海大市原望洋に的を絞らせず、連打長打を許さない見事なピッチングでした。大澤くんのリードは終始光り輝いていました。早川くんの魅力を引き出すリードは、もう手慣れたものでしょうか。

圧巻だったのは7回、8回。この2イニングで早川くんは5個の三振を奪います。倉石くんに峯尾くんと、左の強打者が目立つ東海大市原望洋に対してウイニングショットはスライダー。左打者からは逃げる絶好球となっていました。

このスライダーと、ストライクゾーンいっぱいにボールを使うのが大澤くんの巧みなリード。「このバッテリーを打ち崩せる高校が全国にどれだけあるか?」そう思わせてくれるバッテリーでした。

島くんのピッチングは間違いなかった

リリーフでの登板となった島くん。このピッチングを観ようと集まった観衆の期待に応える形となりました。

何と言っても球速です!ストレートは148キロ・149キロを何度も見せ、最速は150キロ!! 野球は球速だけじゃありませんが、速いストレートはいつだって魅力的です。

コントロールもよく、スライダーとカーブもきっちり投げてくる。素晴らしい投手です。ここまで球速が安定する中、コントロールもよく変化球もOK。プロへ行くか、大学へ進学するか、社会人へ行くか。もちろん我々の希望はプロですが、本人が希望する次ステージでの活躍を期待するばかりです。無論、本人の希望が通るレベルの投手だと思いますので。

島くんの夏がここで終わるのは惜しくてたまらないですね...。まだ見ていたかったです。その分、木更津総合高校の今後に期待したいと思います。