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【2016夏高校野球・千葉】決勝 市立船橋―木更津総合 大澤の決勝打が早川の粘投を救う!


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千葉県の高校野球も完結を迎えました。

2週間にわたる熱戦も終わってしまい、次の「夏の高校野球・千葉大会」は来年の夏までありません。今はQVCマリンフィールドの最寄りである幕張で無限大の寂しさに打ちひしがれているところです。

僕の心境は置いておいて、本日は決勝戦【市立船橋―木更津総合】の試合を観にQVCマリンフィールドに足を運びましたので、熱戦の模様をレポートしたいと思います!

試合結果

両チームのスタメンは以下。

先に試合結果から申しますと、3-2で木更津総合高校が優勝しました。

木更津総合は2回、四球のランナーを2人置いて、9番大澤くんがレフト戦にタイムリー2塁打を放ちます。木更津総合が2点先制します。

追いかける市立船橋は6回裏、ツーアウト満塁から7番髙田くんがセンター前にタイムリーを放ち、ランナー2人が生還します。これで2-2の同点。

試合は再び振り出しに戻り、以降は木更津総合の早川くんと市立船橋の3番手・渕上くんの好投が続きます。

ドラマが起こったのは9回の表。先頭の細田くんが安打で出塁すると続く井上くんがバント。チャンスで巡ってきた早川くんはショートゴロに倒れますが、続く大澤くんが放った打球はセカンド、センター、ライトの間にポトリ...。木更津総合が勝ち越しを果たします。

しかし9回裏、市立船橋は1死からタイムリーを放った髙田くんがヒットで出塁します。しかし、ツーアウト2塁で9番・キャプテンの宮くんの打球はショートゴロ。

木更津総合が3年ぶりの夏の甲子園、春夏連続の甲子園を果たします。

両チームの先発投手

木更津総合のエース・早川くんは連投、そして昨日の千葉経大附戦での死球のために先発登板が危ぶまれましたが、無事に先発登板を果たします。

一方の市立船橋の先発は「誰が出るかな」状態ですが、ここまで多くの試合で先発をこなしてきた11番の鍵本くんが先発。鍵本くん→渕上くんと繋ぐ必勝リレーを想定していたのでしょう。

早川くんの調子は昨日の「千葉経大附戦と同じくらい」でしょうか。ストレートは大体136キロ~140キロ。コントロールも大体「いつも通り」だと思います。

一方市立船橋の鍵本くんは早川くんとは対照的....。ストレートは136キロくらいと、球威に問題はなかったのですが、2イニング続けて四球を出すと2回には大澤くんにタイムリーを浴び2失点。2回途中で、準決勝で好投した八幡くんにマウンドを譲る展開となりました。

 鍵本くん、今大会はエース級の活躍をしてフル回転だっただけに決勝でのピッチングは悔やまれる結果になりました...。しかし今大会の成績から見ても、実力は間違いないと思いますので、次のステージで野球を続けるなら、この悔しさをバネに頑張ってほしいと思います。

「仕掛けたところにチャンスは巡ってくる」

両チーム準決勝から打順・メンバーを入れ替えてきました。特に1~3番。木更津総合は1番に小池くん、3番に峯村くんと1番・3番を入れ替え。市立船橋も1番に渡辺くん、2番に草野くん、3番に柄澤くんと1~3番を入れ替えてきました。また市立船橋は5番に内山くん、6番に橋本くんと市立船橋はメンバー・打順をかなり入れ替えてきました。

そうすると「入れ替えた所にチャンスが回ってくる」ものです。

1回の裏の市立船橋は2死1,3塁で5番の内山くんに打順が回ります。また、5回の裏には2死2,3塁で1番の渡辺くん。しかし市立船橋はこの2回のチャンスで1本が出ず、無得点に終わります。

そして市立船橋が得点した6回の裏も1死1,2塁で5番、6番と巡っていきます(結局7番の髙田くんがタイムリーを放ちましたが)。 

こういう時に監督の「打順を組む」難しさというのを無限大に感じます。

「チャンスでどこに回ってくるか?」

「その時の打席には誰が立っているか?」

野球の監督はこういうところまでを先読みして打順を組まなければ勝てないのです。実際、市立船橋は「チャンスであと1本が出ていれば」試合はまた違った展開になっていたでしょう。 

野球の難しさであり、野球の面白さであると思います。 

「チャンスを掴んだ女房役」9番大澤くんのタイムリー

早川くんは素晴らしいパートナーに恵まれた、とずっと思っていましたが、それを再確認しました。

大澤くんのリードは素晴らしいです。相手打者に的を絞らせない、ストライクゾーンのギリギリを使ってカウントを取ってくる。追い込んでからも裏をかきに攻める。バントも簡単には許さない。肩も強く、キャッチャーとしての資質は一流だと思います。

その大澤くんのバットが、木更津総合を甲子園に導くとは...。

半分は期待通りで、半分はびっくりでした。早川くんにはこれ以上ないプレゼントだったと思います。

早川くんと数多くの三振を築き上げ、いくつものピンチを防いできて、バントも許さず。そんな大澤くんのタイムリーには感慨深いものがありました。

市立船橋の猛追に脱帽

昨年の秋の大会では、市立船橋は木更津総合に県大会準々決勝で1-11(5回コールド)で敗れたそうです。

そんな中で冬を越え、春を過ごし、舞台は決勝戦になりました。

そして、試合結果は1点差。

甲子園を戦い、実力はどんどん上がっていった木更津総合に対して、ここまで猛追を果たした市立船橋高校には脱帽のひとこと。そして敬意を表したいと思います。

悔しさを噛みしめて、ここまで来たのかと思うと、この試合は胸が熱くなりました。そして、この話題をここで触れないわけにはいかないな、と思いました。

鍵本くん、渕上くん、八幡くんを中心に充実した投手陣。また、その投手陣を束ねるキャッチャーの髙田くんと大森くんのリード。打撃陣ではそのパンチ力を持つ俊足の柄澤くん、俊足の2年生・草野くん、4番の西秋くんを中心とした強力打線。準決勝まで6試合で39得点はお見事だったと思います。甲子園に出てもおかしくない、本当に力を感じるチームでした。

同じチーム、同じ世代であるにもかかわらず、ここまで実力を伸ばしてきた市立船橋高校。高校野球の面白さが詰まった素晴らしいチームだったと思います。渕上くん、草野くん、西秋くん、大森くんを中心とした次チームも期待大で注目していきます!

また来年!

終わっちゃいましたね。どちらを応援していたわけでもありませんが、最終回は「市立船橋に追いついてほしいような、そうでないような」という気分、簡単に言えば「この試合、この大会が終わってほしくない」という気分で試合を眺めていました。

毎年感じることですが、大会が終わる瞬間は切ないですね!悲しいですね!来年まで夏の大会は訪れないのですね。でもチームにお休みはありません。1か月後には秋の大会が、新チームの公式戦が始まっていきます...!

その前に木更津総合の夏の甲子園ですね。応援に行けたら行きましょう!!!